食品添加物でなぜ活性酸素が

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  活性酸素と添加物

 活性酸素は、酸素の電子構造が変化して、酸化力が強くなったものです。この一族には、スーパーオキシド(O2 ̄)、過酸化水素(H22)、ヒドラキシラジカル(・OH)などがあり、どれもが不安定で反応しやすく、生命の大切な遺伝子(DNA)、たんぱく質、脂質などを傷つけ、さまざまな病気の引き金になることがわかっています。体内に入った細菌などの外敵をやっつける役目もしますが、たとえば、がん、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、糖尿病などの病気に関係しているほか、しみ、しわの発生にも関係すると言われます。
活性酸素は、食べ物をエネルギーに変えるとき、タバコを吸ったり飲酒したりしたとき、ストレスをためたとき、紫外線を多量に受けたとき、電磁波を浴びたとき、食品添加物や農薬、ダイオキシンなどが体内に入ったとき、などに発生します。私たちの体は、もし変なものを口にしても、すぐには具合が悪くならないように解毒する働きを持っていますが、この解毒の際にも活性酸素が発生します。食品添加物はどれも活性酸素発生の原因になりますが、有毒度の大きい添加物ほど、発生量も多くなると考えられます。
ここでは、二つの事例を紹介します。

チューブ入りワサビ・カラシの安全性−−活性酸素の発生
 チューブ入りワサビやカラシが出回って、家庭などで手軽に使われています。ところがこれらの商品から有害な活性酸素が激しく発生していて、遺伝子を強く損傷したり、発ガン性の疑いが濃厚であることが明らかになっています。
その原因物質は、これらの製品に合成香料として使用されている食品添加物「イソチオシアン酸アリル」という青酸化合物であることが明らかにされました。

ビタミンC入り缶ジュース−−過酸化水素の発生
 缶入り飲料(ウーロン茶など)に加えられているビタミンCは、あなたの健康のために添加されているのではありません。ここで使用されているビタミンCは、ウーロン茶の酸化を防ぐための酸化防止剤です。添加物のビタミンCはとても酸化されやすいので、自分が酸化されることによって食品の酸化を防ぐという仕組みなのです。よって酸化されたビタミンCには、強化剤としてのビタミンCのような栄養的価値は全くありません。
この場合、活性酸素は、添加物のビタミンCが酸化される時に発生しているのです。この化学的メカニズムも明らかになっています。だからビタミンCが入った缶入りジュースから過酸化水素が出てくるのは当然で、とんでもない量の過酸化水素が発生しているのです。あるメーカーのスポーツドリンクで約5ppmを検出したのを始め、1ppmを超えるものが続々でてきました。これまでLL牛乳などに含まれる0.01ppm程度の過酸化水素が問題にされてきましたが、加工飲料ではその500倍ものビックリする量なのです。また缶を開封して放置すると過酸化水素の量はみるみる2倍、3倍と増えていくのです。
それでは、ビタミンCを含む野菜や果物はどうなのでしょうか。ところが、これらの野菜や果物などからは過酸化水素の発生は、全く見られません。それは、天然の野菜や果物に含まれるペルオキシターゼのような酵素が過酸化水素を分解しているからのようです。
従って、ビタミンCは大切ですが、何にでもビタミンCを加えるという現在の風潮は好ましくないと考えます。健康のためには、ビタミンCはそのような加工食品からではなく、新鮮な野菜や果物から摂りたいものです。

 この体内に取り込まれる過酸化水素は発ガン性遺伝子損傷性染色体異常を起こすことがわかり、昭和55年の告示で、食品には存在してはならないと定められ、厳しく規制されています。ところが、いまだにそのような不安のある商品が販売されているのが現状です。
私たちは、加工食品の添加物や農薬、ダイオキシンなどが体に入ったときに、日常的に活性酸素も体内に取り込んでいることになり、発ガン性の危険やその他さまざまの健康被害にさらされています。この害から少しでも自分を守るために、活性酸素を退治する食品を次に紹介致します。参考にして、普段の生活に役立てて下さい。
  活性酸素を退治する食品

@新鮮な野菜やくだもの
 ホウレンソウ、キャベツ、ネギ、コマツナ、ブロッコリー、カリフラワー、リンゴ、ミカン、オレンジなどの新鮮な野菜や果物などです。しかし熱を加えると、この退治する力は、消えたり弱まったりしてしまうので、出来るだけ生に近いほうがよいことになります。

A熱に強い野菜や海藻
 中には加熱しても退治する強い力を維持するものがあります。それはレンコン、ゴボウ、海草類などです。そのような野菜には、熱耐性のある退治酵素が含まれているからと思われます。これらの野菜を使った「煮付け」などが受け継がれてきたのは、昔の人たちには体に良いことが経験的にわかっていたからと思えます。私たちは、先人の知恵ともいえるこのような伝統食を大切にしたいものです。

B優れた退治力を持つその他の食品
 朝鮮人参、霊芝や漢方薬の中にも強い効果を発揮するものがあります。
世界各地で飲用されているお茶、南米のマテ茶、アフリカのルイボスティ、中国のウーロン茶、それに日本の緑茶なども、活性酸素を退治する優れた働きを持っています。
お茶どころ静岡では、ガン患者数は日本人の平均よりかなり低い結果となっています。これは、新鮮なお茶を愛用している効用と思われます。

C唾液の毒消し効果
 唾液も活性酸素を退治する力があります。このメカニズムは、唾液に含まれる毒消し酵素のカタラーゼ、SOD、ペルオキシターゼなどの酵素が、活性酸素を退治することによると思われます。だからよく噛んで(一口30回を推奨)食べることが、ガン予防など健康に良いことがわかりました。




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